ホワイトニング

ホワイトニングとは健康な歯を削ることなく、白く美しくする方法です。
一般的には歯の表面に過酸化水素を主成分とした薬剤を塗布することで白くしていきます。薬剤といっても医療機器承認※を受けたものですので、安全性はきちんと確保されていて、健康上の問題もないものとなっています。
※ホワイトエッセンスホワイトニングプロ(医療機器承認番号:23000BZX00368000)
よく歯のクリーニングと同じように見られることがありますが、クリーニングは歯の表面についた汚れを落とすプラークコントロールが目的のため、異なるものとなります。ホワイトニングは歯の健康状態というよりは周囲からの見た目に関する悩みを解決する手段となります。
当院で提供しているホワイトニングの種類
ホワイトニングは方法として大別すると、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの二つに分けることができます。
また、それら二つを合わせたデュアルホワイトニングの合わせて三つの種類があります。
オフィスホワイトニング

オフィス(歯科医院)で行うホワイトニングのことです。医師が治療を担当するので濃度の高い漂白剤(過酸化水素)を使うことができます。濃度は高いですがもちろん安全性は保証されています。またレーザーを併用することでさらなる漂白効果を期待することができるので、短い時間・少ない回数で歯を白くしたいという方におすすめです。ただしホームホワイトニングに比べて色が元に戻りやすい点に注意が必要です。
メリット
- 濃度が高い薬剤を使用できるので短期間(最低2回の来院)で歯を白くすることができる
- 歯科医師の管理の下、歯科衛生士が行うため安全性が確保されている
デメリット
- 歯科医院まで数回足を運ぶ必要がある
- 短い期間で効果を出せるものの色の後戻りを起こしやすい
診療室でホワイトニングする方法
「過酸化水素」という薬剤を使用して歯の中の着色物質を分解し歯を白くします。
- インフォームドコンセント
- 歯の色の確認(専用のコンピューターで歯の色調測定、写真撮影)
- 歯肉の保護
- ホワイトニングジェルを歯面に塗布
- ホワイトニングライト照射
- ホワイトニングジェル除去
※ 4 ~ 6 を3~5回繰り返し行います。 - 歯面清掃
- 歯の色の確認、術後の注意点の確認
※45~60分程度で完了します。
※上下顎あわせて最大で18歯まで同時にホワイトニング可能です。
※一般的に初めてホワイトニングされる方は、1週間以内に再着色が認められるようになります。
※1週間前後 で2度目のホワイトニングを行っていただくようお勧めします。2回のホワイトニングで約3~6ヶ月、3回で6~12ヶ月の効果の持続が期待できます。(個 人差がありますのであくまで目安です)
ホームホワイトニング

自宅において患者様自身が行うホワイトニングです。漂白剤を入れたマウスピースを就寝前などに装着します。装着時間は一日数時間で、それによって歯を白くします。オフィスホワイトニングと違って歯科医院に何度も通う必要がないので忙しい方におすすめです。
メリット
- 歯科医院に通う必要がなく、マウスピースを装着する時間も自由に選ぶことができる
- 濃度が低い薬剤を用いるので歯に対するダメージを抑えることができる
- 長い時間をかけてじっくりと薬剤を浸透させるので色戻りが起きにくい
デメリット
- 白い歯になるまでに期間を必要とする
- マウスピースに慣れていない人は装着時に違和感を覚えることがある(オーダーメイドのものをつくることで違和感は抑えることができます)
- 自分で管理する必要がある
自宅でホワイトニングする方法
ホワイトニングするために必要な歯のクリーニングを行いカスタムトレーを作成し、後は自宅で毎日2~3時間装着して漂白します。
デュアルホワイトニング
上記のオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせることにより短期間で効率よくホワイトニングを行えます。
オフィスとホームそれぞれのメリットを得られるため、短い期間で歯を白くすることができ、そのうえその白さを長い期間保つことができます。
間近に結婚式を控えた方のブライダルデンタルエステなどに適しています。
メリット
- 歯科医院に通う必要がなく、マウスピースを装着する時間も自由に選ぶことができる
- 濃度が低い薬剤を用いるので歯に対するダメージを抑えることができる
- 長い時間をかけてじっくりと薬剤を浸透させるので色戻りが起きにくい
デメリット
- 白い歯になるまでに期間を必要とする
- マウスピースに慣れていない人は装着時に違和感を覚えることがある(オーダーメイドのものをつくることで違和感は抑えることができます)
- 自分で管理する必要がある
料金に関する詳細はこちら
副作用・リスク:個人差がありますが、施術中や施術後に歯がしみる場合があります。
ホワイトニング:医院でする場合と自宅でする場合の違い
理想の白さを求めて自宅用ホワイトニングや歯磨き粉に頼る方が多いですが、効果には大きな違いがあるのでご注意ください!
歯科医院のホワイトニングが効果的な理由
歯の外側の黄ばみを除去しても、内側(象牙質)の黄ばみが半透明のエナメル質を通して見えてしまいます。
そのため、表面の汚れ除去を目的とした自宅でのホワイトニングや歯磨き粉では、ある一定以上の白さは期待できません。
自宅でのホワイトニング・歯磨き粉の限界
象牙質の黄ばみまで届く特殊な薬剤は歯科医師にしか使用が認められていないため、歯本来の色より白くしたい場合は、歯科医院でのホワイトニングが唯一の選択肢となります。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニング、どちらが効果的?
ホワイトエッセンスは、院内での治療をお勧めしています。これまでの院内ホワイトニングは表層のエナメル質にしか効果がなく、色戻りが早く、歯の内部までの美白が難しいという制限がありました。
しかし、ホワイトエッセンスの院内ホワイトニングでは、象牙質の黄ばみにも作用する先進の薬剤を採用しているため、
象牙質の美白効果の欠如や早期の色戻りといった従来の課題を解決することに成功しています。
プロフェッショナルクリーニング(PMTC)

歯石除去やタバコのヤニ、コーヒー、お茶などにより歯の表面に付着した色素を除去します。
ホワイトニングほど歯を白くすることはできませんが、歯の表面に付着した色素を除去することで歯本来の白さを取り戻すことが出来ます。
保険適用
歯石除去:保険適用
色素除去:保険適用外
副作用・リスク:知覚過敏の方は、刺激を感じる場合があります。
