名古屋アリスデンタルクリニック

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2014年03月11日 災害時のオーラルケア

東日本大震災から早や3年が経ちました。復興への道のりはまだまだ険しい様相を呈しています。

大規模災害時には、水が貴重となるために歯磨きが出来ない場面が発生しがちです。その結果、お口の衛生状態が悪化し、からだ全体の健康状態が悪化するという事例も多く報告されています。

1995年の阪神淡路大震災では、震災の難から逃れられたにもかかわらず、避難生活中の肺炎で200人以上の方が亡くなりました。断水などで歯磨きが出来ないことが多く、お口の衛生状況が悪化し、これによって繁殖した細菌が誤って肺に入ってしまうことで起こる誤嚥性肺炎も多かったと考えられています。

被害が甚大な災害時には、まず初めに、食料や水、毛布などの必需品が求められますが、からだ全体への入り口であるお口のケアも健康を保つために欠かせません。

サンスター株式会社のウェブサイトでは災害時のオーラルケアの重要性や具体的なケア方法を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

http://jp.sunstar.com/bousai/top.html

2014年03月04日 妊娠中の歯科治療について

妊娠中の歯科治療は、お腹のお子さんに影響があると思っている方もたくさんいるのではないでしょうか。しかし、妊娠の時期に注意をすれば歯を抜くことも可能な場合もあります。逆に、むし歯で痛くて眠れない、食事ができない、イライラするなどの状態が続けば胎教にもよくありません。

【妊娠初期(1~4ヶ月)】過度の緊張や長時間にわたる治療は避け、応急処置にとどめます。
【妊娠中期(5~7ヶ月)】ほとんどの方が問題なく治療できます。
【妊娠後期(8~10ヶ月)】母体に負担がかかるため、緊急を要しない限りは応急処置のみを行います。

妊娠中はホルモンのバランスが変化するため、むし歯や歯ぐきの腫れが進行しやすくなります。出産後まで待って症状がひどくなる前に、安定期での治療をお勧めします。
妊娠の可能性のある方・妊娠中の方は、ご来院の際に必ずお申し出ください。事前に歯科医師と相談し、納得された上で治療を受けていただきたいと思っています。

2013年11月22日 よく噛んで食べるための工夫

前回のブログでは「よく噛む」ことの大切さについて解説をしました。
それでは「よく噛む」ためにはどのようにしたら良いのでしょうか?次のような点に注意してみてください。

  • 急いで食べない
    ゆっくりと味わって食べましょう。食べ物によって噛みごたえは違います。噛みごたえのある食べ物は、1口30回を目安によく噛んで食べましょう。

  • 飲み物で流し込まない
    食べ物が口の中にある時は、飲み物を摂らないようにしましょう。よく噛むと食べ物が細かくなり、自然に飲み込めるようになります。

2013年10月23日 「よく噛む」ことの大切さ

よく噛んで食べることは、食べ物を飲み込みやすくするだけでなく、消化・吸収を助けたり健康に役立つ効果がいろいろあります。
よく噛むことの効用として『卑弥呼の歯がいーぜ!』という標語がありますのでご紹介します。

  • 「ヒ」肥満の防止
    ゆっくり噛んで食べることで、食べ過ぎを防ぎ、肥満の防止につながります。

  • 「ミ」味覚の発達
    食べ物の形やかたさを感じることができ、食べ物の味がよくわかるようになります。

  • 「コ」言葉の発達
    口の周りの筋肉をよく使うことで、顎の発達を助け、言葉の発音がきれいになったり、顔の表情が豊かになります。

  • 「ノ」脳の発達
    脳に流れる血液の量が増えて、脳を刺激するので、子供は賢くなり、大人は物忘れを予防することができます。

  • 「ハ」歯の病気の予防
    よく噛むと唾液がたくさん出ます。唾液には口の中の食べ物のカスや細菌を洗い流す働きがあり、むし歯や歯肉炎の予防につながります。

  • 「ガ」ガンの予防
    唾液に含まれるペルオキシターゼという酵素が、食品中の発ガン性を抑えることでガンの予防につながります。

  • 「イー」胃腸快調
    消化を助け、食べ過ぎを防ぎます。また、胃腸の働きを活発にします。

  • 「ゼ」全力投球
    体が活発になり、力いっぱい仕事や遊びに集中できます。

2013年10月16日 唾液の働き

よく噛むと唾液がたくさん出ます。1日の唾液の分泌量は1,000~1,500mlにもなります。ちなみによだれで有名(?)な牛の1日の唾液分泌量は人間の約100倍でなんと100~200リットル!

唾液には口の中の食べ物のカスや細菌を洗い流す働きがあり、むし歯や歯周病の予防につながります。

  1. 科学的消化作用:「唾液アミラーゼ」の働きによって、デンプンを分解します。
  2. 食べ物を滑らかにして咀嚼や飲み込みの補助作用をします。また、口の中の粘膜や舌を保護することにもなります。
  3. 円滑作用:口の中を湿らせ発音をスムーズにします。
  4. 溶媒作用:食べ物を溶解し、舌で味覚を感じさせます。
  5. 洗浄作用:食べ物のカスや、細菌を洗い流します。
  6. 抗菌作用:リゾチーム、ペルオキシターゼ、ラクトフェリンが、病原微生物に抵抗します(細菌の増殖を防ぎます)。
  7. pH緩衝作用:急激なpHの変化を防ぎます。口腔内の酸を中和して歯の脱灰を止める働きにより、むし歯を防ぎます。
  8. 歯にカルシウムやリンなどのミネラル分を補給し、歯を再石灰化する働きでむし歯を防ぎます。


このように唾液には、身体の健康だけではなく歯の健康にかかわる様々な働きがあります。

よく噛むと唾液がたくさん出ます。逆に、唾液の分泌量は、ストレスや疲れ、加齢、薬の副作用などで減少することもあります。よく噛む食事を心がけ、唾液をたくさん出して全身と歯の健康を保ちましょう。

また、睡眠中は唾液の分泌量が少なくなりますので、就寝前の歯磨きは忘れずに行いましょう。

2013年10月12日 むし歯の予防

むし歯の予防

むし歯はミュータンス菌の感染によっておきます。ミュータンス菌は糖質(特に砂糖)を栄養源としており、酸を出して歯を溶かします。ミュータンス菌は生後6か月~3歳の間に最も感染しやすく、一度感染してしまえば一生その種類のミュータンス菌を持ち続けることになります。感染の機会を少なくするには、子供の身近な人(母親など)のミュータンス菌を減らすことが大切です。同じ箸で食べたり、口移しで食べさせたりしないように気を付けましょう。

―家庭でできる虫歯予防―

  • 小学校3~4年までは寝る前に親が仕上げ磨きをしてあげて下さい。磨いた後は就寝まで食べ物・ジュースなどを与えないで下さい。水またはお茶であれば大丈夫です。
  • フッ素入りの歯磨き剤・フッ素のうがい薬などで毎日フッ素を使うようにして下さい。
  • 甘いものを与える時は、その量ではなく、与える回数や甘いものがお口の中に入っている時間が問題です。
    ダラダラ食いを避け、規則正しい食生活習慣を身につけましょう。
  • キシリトール100%入りのガム・タブレットを利用して下さい。


―歯科医院での虫歯予防―

  • ナノケアやプロフェッショナルクリーニングでミュータンス菌を含むバイオフィルムを歯面からはがす
  • 高濃度フッ素を塗る
  • シーラントをする
  • レーザーをあてる

2013年9月22日 フッ素入り歯磨き剤

フッ素入り歯磨き剤の効果的な使い方

フッ素入り歯磨き剤

1回の使用量は、

大人で歯磨き剤 約1cm
子供は半分で  約0.5cm

歯磨き中の吐き出しは少なめにし十分に口の中に行き渡らせる。
歯磨き後のすすぎ方は、
口の中にむし歯予防に有効なフッ素を残すため、強いうがいはさけて、軽く1~2回程度行ってください。
水の量はコップ3分の1程度にしましょう。

フッ素入り歯磨き剤を使っても、正しいブラッシングが重要です。歯科医院でブラッシング指導を受け、正しいブラッシングを身につけ、大切な歯を守りましょう。


2013年08月27日 フッ素によるむし歯予防

むし歯予防

フッ素はなぜむし歯を予防できるのでしょうか?

歯の表面では、歯の成分であるミネラルが溶け出す脱灰と、
ミネラルが歯の中に戻って結晶化する再石灰化が繰り返されています。

この脱灰再石灰化のバランスがくずれて、ミネラルが溶け出す脱灰のほうが大きくなるとむし歯ができます。

このバランス、つまりむし歯になりやすいかどうかは、

  • 口の中の細菌の種類や量
  • 唾液の性質や量
  • 飲食の頻度や種類
  • ブラッシングの仕方やフッ素の利用

などがかかわっています。

フッ素は、ミネラルが溶け出す脱灰をおさえ、ミネラルが歯の中に戻る再石灰化を助けて、むし歯の発生や進行を防ぎます。
また、歯質の強化や口の中の細菌の発育をおさえるといった効果も期待できます。